待ち合わせ


隠し事なんて苦手だから、秘密にしててもすぐにばれた。
それでもなるべく人目を避けたくて。
毎日こそこそ友達の輪から抜け出して、目指すは一目散にあの人の待つ下駄箱。
一秒一分さえ惜しいと思える。こんな風に心が躍るのは、いつぶりだろう。


すれ違うたびに皆が振り返るような、美しい人。
名前の通りだよねって、誰かが言った。その通りだと思う。


あたしだって、つい最近までそっち側の人間だった。
遠くからあの人を見つめることしか出来ない、気にも留められない存在。
それでおしまいのはずだった。憧れで終わる、はずだった。


「…〜っ舞美ちゃん!」


息が切れるほど、急いで走った。
すれ違う先生に注意されても、今日だけは言うコト聞いてる暇なんて、なくて。



「おっそい、愛理ー」



舞美ちゃんは唇を尖らせて、わざとらしくそう言った。
どれくらい待たせたのか分からない。けど、いつもみたいににこにこ笑ってる。
ばくばくと鳴る心臓は、きっと走ったせいなんかじゃなくて。
たぶん、自然と繋がった手と手のせい。



「今日はどこ行こっかー」
「ん、どこでもいい」
「愛理、いっつもそればっかじゃん」
「だって、ほんとのことだもん」



しょうがないなあ、なんて言って、二人して門を出る。
これからどうするかなんて、いつも決まらないことを話し合う。
結局わざと遠回りしてバイバイするだけの帰り道が、すごく楽しくて。




特別だよって、言ってくれた日から。
あなたを好きになった日から、ずっと幸せ。









































亜弥ちゃんの「待ち合わせ」を聴いてたら自然と手が…!
こういうべたべたなお話が好きだったりします。
駅とは違うほうへ歩いてく二人の今後に期待!w


あ、続きませんよこれ←


朝からUTBのメイキングを堪能しています。おはようございます。
挨拶よりそれが先なのは余りにも二人が可愛いからです。やじすずいいよやじすず。


窓の所に愛理がもたれかかって、愛理の顔横に舞美が手をついてるシーン。
まるで舞美が言い寄ってるみたいじゃないか!(違
矢島はカメラ見てんのに、愛理はカメラ見ずに上目遣いだしwww
色々とあれですね。そのシーン前くらいから愛理は舞美に顔近付けすぎです。
無意識なのかあれ…!


とまあ小説のネタがたんまりとつまった映像でございます(最低
いや、そうじゃなくても、普段の仲の良さが出ててほほえましいなーと。
やじすずだけじゃなくて、℃って誰とでも仲良しなのね。ベリもそうなのかな?
帰宅したらまた見たいと思います。例のシーンを(*´∀`*)w



先日あげたやじすずがついったーで好評のようで、嬉しい限りです。
飼育にあげるのも…ね。と思ったのでここで書き散らしたんですが、それより
飼育を進めろという話ですorz
ら、来月中には…っ

きっと、この先も楽しい出来事が起こることでしょう

***

結局、昨晩はほとんど眠ることが出来なかった。
やっぱり一人で眠ればよかったと思う。過敏になってるのは、あたしだけなんだろうけど。
舞美ちゃんはベッドの上でむずがるあたしを起こして、既にメイクを終えていた。


「おはよ、愛理」


むかつくくらい、綺麗でさわやかな笑顔。
責める気にもなれない。まだ寝ぼけた眼を擦っていると、手首を掴まれた。



「あのさ、愛理」
「…なに?」
「あたし、さ」


これから支度しなきゃいけないことはたくさんあるのに。
それは舞美ちゃんだけじゃなくて、あたしもそうだ。
トランクの中だって整理し切れてないし、着る服もまだ選んでない。
あたしの手首を握る力が強くなって、口元に笑みを浮かべた舞美ちゃんを見上げる。


相手はずっと決まってた。栞菜とあたしが同じ部屋、そして舞美ちゃんとえりかちゃんもそう。
同じ部屋になったことがなかったし、お互いになることを避けてた。
あたしには栞菜がいて、舞美ちゃんはえりかちゃんがいて。



それが当たり前だった。ずっと、変わることなんてないと思ってた。
気にしてるの、あたしだけじゃなかったのかな、なんて。
優しい顔であたしを見下ろす舞美ちゃんを見ていて、そんな風に自惚れてしまう。


「愛理がいて、良かった」


一人で眠ることなんて慣れてる。そう思ってた。
けど、ほんとは寂しくて、誰にも言えなかった。

隣に誰かいて欲しい。おはようって、言って欲しかった。


泣きそうな顔で笑ってる舞美ちゃんは、どこか幼く見えた。
メイクしたばっかりなのに、もう目をごしごし擦ってるし。
止めさせるために伸ばした手は強く握られて、ぶんぶんと上下に揺さぶられる。


ずっとその言葉を聞きたくて、何度も後を振り返った。
謝らなきゃいけないような気がする。今でもそう、えりかちゃんや栞菜に。
うしろめたい気持ちごと、舞美ちゃんを好きになってしまった。


止める方法なんて、分からない。
伝えられなくてもいいから。あったかい手を握り返して、あたしはまたこの人に恋をする。
































以上、やじすずでしたー。
一応設定みたいなのは軽く考えたけど今更説明するのもアレだよね。ごめんなさい。
鈴→矢→←梅で考えてたんだけど結局はry
たいせつな人を失って、お互いに心が揺らいじゃってる微妙なふたりを書きたかったのに!

やっつけなのは許して…DVDに感化されただけなの!w
UTB見ました。愛理ちゃん舞美に顔近づけすぎだと思うのべたべたしすぎだと思うの。

ズルイ




なんで、そんな顔するの。
どうして、そんなこと言うの。

ずるいよ、舞美ちゃん

***


「いやさー、なんてったってシャンプー楽だよね。切ってよかったなー、ホント」



ほとんど独り言のようなその呟きに、あたしは背中を向けて荷物の整理を始めていた。
舞美ちゃんは濡れた髪をわしゃわしゃとかきあげて、犬のようにぷるぷると頭を振る。
ベッドに放り投げられていたタオルを渡すと、目を細めてありがとうと言われた。

舞美ちゃんが髪を切ったのはつい先日のことだ。
切ったといってもほんの数センチじゃなく、それはもうばっさりと。
あたしより長かった舞美ちゃんの髪は、今じゃ肩くらいの長さしかない。

一番驚いていたのはえりかちゃんだった。
℃-uteを卒業した今じゃもう会える機会は少ないけど、ちゃんと連絡は取り合ってる。
電話口の向こうでえりかちゃんの残念そうな声が聞こえたけど、そんなに落胆してるわけじゃないんだと思う。
どっちにしたって、舞美ちゃんに変わりない。
ただ少し、きざな言葉が似合うボーイッシュな舞美ちゃんになっただけだ。


「あいりいー」


ほら、今だって。

長いあたしの髪を掬い取られて、乾ききらない毛先にドライヤーの風をあてられる。
自分の髪すら乾かしてないのに、あたしの髪を乾かそうとしてくれてるらしい。
濡れた舞美ちゃんの短い髪から雫がぽたりと垂れる。
近くにある舞美ちゃんの頬にそれをぺたりと付けると、嫌がらずにへらへらと頬を緩ませる。


「いいよ、ほっとけば乾くし」
「だめだよ。愛理の髪、綺麗だから」
舞美ちゃんだって綺麗だよ」
「や、あたしはもう切っちゃったし。このくらい痛んでも、どうってことないでしょ」


ドライヤーの風が頬にあたる。ぎゅっと目を瞑ると、優しく髪を指でとかれる。
触れてくる舞美ちゃんの手が気持ちよくて、ついうとうとしてしまいそうになる。


どうってことない。そう、どうってことないはずなんだよ。


気付かないふりしてたのに。たぶん、舞美ちゃんが髪を切っちゃったせい。
いつもの優しい笑顔が、ほんの少し違って見える。あたしの知らない、舞美ちゃんがいるみたい。
そんなの有り得ない。だって、今までずっと一緒にいたんだもん。


舞美ちゃんの隣に、えりかちゃんがいなくなった今も。
あたしは、舞美ちゃんの一番近くにいるはずなのに。


あたし、知ってるよ。
舞美ちゃんが髪を切った理由。



「こっちおいで、愛理」



ぽんぽんとシーツを叩いて、そばに来るように促される。
ああもう、だめ。こんな状況で、冷たくすることなんて、出来ない。
もぞもぞと近くに寄ると、いつもより近くに舞美ちゃんの体温を感じる。


こういうのって、どうしたらいいんだろう。

***























UTBのやじすずがいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいry
まだ観れてないけど、想像を絶するいちゃいちゃなんでしょうね!w

州*´・ v ・)ノk|‘−‘)


違う。べつに、誰が悪いとかじゃなくて。
責めたいわけじゃない。フツーにしてればいいだけなのに。
落ち着かなくなって、あの場から逃げ出してきしまった。

梨沙子に悪いことをした。あんなことしたら、あたしが怒ってると思われる。
いや、怒ってないわけじゃないけど。かといって、梨沙子を責めるのは間違ってる。
変に思われただろうな。声、かけられたのに無視なんかして。

「…ばーか」

あたしも、栞菜も。

なんでだろう。
なんであたしばっかり、こんな風に思いつめて。
誰も居ない廊下の壁に背中をべったりくっつけて、誰にも聞こえることのない愚痴を呟く。
聞かれたら困る。けど、聞いて欲しくもある。
こんなところへ来ても、心の内にあるもやは消えない。

今、どうしてるのか。まだ梨沙子と一緒にいるのか、気になる。
一緒にいないでなんて言えない。あたしだって、梨沙子と仲が良い。
栞菜にだけ仲良くするななんて、言える立場じゃない。

ごつごつとしたわだかまりの中に、栞菜の仏頂面がふと浮かんできた。
勝手、だよね。きっと栞菜だって困ってるから。
ひたひたと近づいてくる足音にも気付かないまま、壁に頭をごつんとぶつけた。
すると、聞きなれた鼻にかかった声に肩がびくんと震えた。

「みーっけたー」

にこにこ笑って、何の気なしに近づいてくる。
あーもう、会いたくないのに。

嘘。二人で、会いたかった。































続きとか書いてみたり。そのうち終わります。

こういうのって、いわゆるアレなんだろう。

むかむかとする心を落ち着かせようとする。けど、視線は向こうに注がれる。

栞菜の肩に置かれた手。そのすぐ近くにある、梨沙子の笑顔。
楽しそう。いつもなら、あたしもその中に入っていけるのに。
栞菜とそういう関係になってから、不思議とそれが出来なくなっていた。
他愛もない世間話。やましいことなんか、ひとつもないはずなのに。


少しくらい、気にしてくれたっていいのに。
梨沙子と繋いだ手をぶんぶんと振って、栞菜はにこにこ笑ってる。
あたしのことなんか、まるで見えてないみたいに。

好きだって、言ったじゃん。だから、あたしも同じだよって、伝えたのに。


ばかみたい。

***


































中途半端!w
けどこういう話が好きで書いては消し書いては消し、書いてはry
…続きは脳内でどうぞw

2010

新年、明けましておめでとうございます。
ぬるぬるヲタを続けてはや一年…た、多分w
いろんなことがありました。大好きなメンバーにもう会えないなんて今でも信じたくないです。
けど愛理ちゃんが頑張っているので私も頑張ります(何を
℃、Buono!そしてハローの繁栄を願って初詣に参ったのですが、浅草は混み合いすぎて参拝どころじゃないww
2日に行ったことなんてなかったから、多少ナメていました笑
本堂に近づくことすら困難だったので心の中で参拝をしまずいてんぷらを食して帰宅…
途中、母親とはぐれて焦りましたww


寅年ということで…高橋さんと亜弥ちゃんが年女なのかな?
亜弥ちゃんのブログがなかなか更新されないのでもどかしい思いをしていますが5日のごきげんよう
に出演するそうなので要チェックでございますヽ(・ω・)ノ