こういうのって、いわゆるアレなんだろう。

むかむかとする心を落ち着かせようとする。けど、視線は向こうに注がれる。

栞菜の肩に置かれた手。そのすぐ近くにある、梨沙子の笑顔。
楽しそう。いつもなら、あたしもその中に入っていけるのに。
栞菜とそういう関係になってから、不思議とそれが出来なくなっていた。
他愛もない世間話。やましいことなんか、ひとつもないはずなのに。


少しくらい、気にしてくれたっていいのに。
梨沙子と繋いだ手をぶんぶんと振って、栞菜はにこにこ笑ってる。
あたしのことなんか、まるで見えてないみたいに。

好きだって、言ったじゃん。だから、あたしも同じだよって、伝えたのに。


ばかみたい。

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中途半端!w
けどこういう話が好きで書いては消し書いては消し、書いてはry
…続きは脳内でどうぞw