州*´・ v ・)ノk|‘−‘)


違う。べつに、誰が悪いとかじゃなくて。
責めたいわけじゃない。フツーにしてればいいだけなのに。
落ち着かなくなって、あの場から逃げ出してきしまった。

梨沙子に悪いことをした。あんなことしたら、あたしが怒ってると思われる。
いや、怒ってないわけじゃないけど。かといって、梨沙子を責めるのは間違ってる。
変に思われただろうな。声、かけられたのに無視なんかして。

「…ばーか」

あたしも、栞菜も。

なんでだろう。
なんであたしばっかり、こんな風に思いつめて。
誰も居ない廊下の壁に背中をべったりくっつけて、誰にも聞こえることのない愚痴を呟く。
聞かれたら困る。けど、聞いて欲しくもある。
こんなところへ来ても、心の内にあるもやは消えない。

今、どうしてるのか。まだ梨沙子と一緒にいるのか、気になる。
一緒にいないでなんて言えない。あたしだって、梨沙子と仲が良い。
栞菜にだけ仲良くするななんて、言える立場じゃない。

ごつごつとしたわだかまりの中に、栞菜の仏頂面がふと浮かんできた。
勝手、だよね。きっと栞菜だって困ってるから。
ひたひたと近づいてくる足音にも気付かないまま、壁に頭をごつんとぶつけた。
すると、聞きなれた鼻にかかった声に肩がびくんと震えた。

「みーっけたー」

にこにこ笑って、何の気なしに近づいてくる。
あーもう、会いたくないのに。

嘘。二人で、会いたかった。































続きとか書いてみたり。そのうち終わります。