好きになるのは簡単なのに。 どうしたって、キライになんかなれないよ。 何もかも上手くいっていると思っていた。 たぶん、あの人が現れるまで。 「ごめん、今日なっきぃと帰るんだ」 栞菜はぱん、と手を合わせて深々と頭を下げる。 あたしはいいよいいよ、…
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